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第2回世界難民の日記念講演会
「世界の難民に私たちができること」開催報告
 

 当山に本部を置くボーイスカウト塩釜第4団・ガールスカウト宮城第19団では、スカウト運動による地域青少年育成の一環として、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)及び難民支援の活動として募金活動など団独自の活動として取り組んでいます。
 その機縁が熟して、さる平成17年7月10日(日)午後2〜4時、PTA・スカウト関係者、地域の方々50名弱のご参加をいただいて世界難民の日記念講演会を開催しました。
 講演会の内容は、ボーイスカウト塩釜第4団団委員長東海林良雲より挨拶、ガールスカウト宮城第19団レンジャー作間愛由美さんによる趣旨説明、日本国連HCR協会助っ人講師である奥田和彦先生より世界の難民について御講演(30分)をいただきました。
 その後ボーイスカウト・ガールスカウト共作の手作りクッキーと紅茶をお出しした休憩をはさんだ後、今回ご協力いただいた財団法人アジア福祉協議会難民事業本部大原晋先生からのご講演。
 大原先生には日本に定住するインドシナ難民への支援についてお話しいただきました。 難民の方々が日本に定住するということは、言葉・生活習慣等大変な努力を必要とすることを知りました。大原先生はお話の中で「日本でも諸外国のように難民をもっと受け入れるべきではないかという世論があるものの、実際ご近所に住むとなったら、それは困るという雰囲気がある」と仰いました。難民の居住や就職に厳然として立ちはだかる日本社会の壁。私たちの意識改革、そして積極的なサポートが必要であるということを改めて感じました。
 現在も世界のどこかで繰り返される戦争などにより、同じ人間でありながら難民という境遇に置かれ困窮に苦しむ人々が後を絶ちません。
 毎年6月20日は、国連総会が定めた「世界難民の日」とされ、多くの方々に難民の現状や支援活動を理解してもらう機会と位置づけられています。
 当山ではこれからも、皆様と共に難民の現状や支援活動の実情などを学び、平和の尊さを考えていく、そんな機会を増やしていきたいと思っています。

 ※難民・・・1951年に国連決議で定められた「難民の地位に関する条約」には、難民とは、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々と定義されています。今日では難民とは、政治的な迫害のほかにも、武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めた人々を指すようになっています。また、紛争などによって住み慣れた家を追われたが、国内にとどまっているかあるいは国境を越えずに避難生活を送っている「国内避難民」や「紛争被災民」も近年増加しています。このような人々も状況に応じて、難民と同様に支援が行われています。

難民について詳しく知りたい方は
  国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)・・・難民の支援を行っている国連機関
   http://www.unhcr.or.jp/

◆講演会の様子◆

東海林BS塩釜4団団委員長あいさつ

趣旨説明はGS宮城19団レンジャー作間愛由美さん

奥田和彦先生(左) 大原晋先生(右)

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